「Private Viewing #2」[ 4/5 (Fri) – 4/14 (Sun) ]


 

 

TAV GALLERYにてPrivate Viewing#2を開催いたします。

Avex主催の外苑西通り沿いにあるギャラリー群をロードマップ化する企画 GAIEN-NISHI ART WEEKEND に合わせ、TAV GALLERYで取扱い歴のあるアーティスト5名による新作、過去作を含めたコレクションピースを一同にご紹介させていただきます。遠藤麻衣は初個展「SOLO SHOW-アイ・アム・フェミニスト!」(ギャラリーバルコ、東京、2015)で発表した、ピカソの「泣く女」をモチーフにした映像作品を出品。匿名の画家・オートモアイは当展に合わせ、新作のキャンバス作品を3点発表。田中かえは水性アルコールマーカーCopicを使用したドローイングを出品。トモトシは「人間はペットのように、かわいいものとして存在できるのか?」を命題にした近作を発表し、中島晴矢は当展に合わせ「麻布逍遥」(Snow Contemporary, 東京、2017)で発表した屑売りの恰好で麻布近辺を散歩する映像作品を出品します。

当展はGAIEN-NISHI ART WEEKEND の会期中の二日間のみを一般公開とし、残りの期間はご関係者様限定の企画となります。GAIEN-NISHI ART WEEKEND を介して当展を知り、4/5, 4/6に行くことができなかったお客様は、当企画に関するリーフレット、HPかWebサイトの表示で全日ご入場頂けます。時代の潮流に携わるアーティスト5名の活動に、是非ご注目ください。

 

TAV GALLERY STAFF


 

名称 : Private Viewing #2
会期 : 2024年4月5日(金) – 4月14日(日)
会場 : TAV GALLERY (東京都港区西麻布2-7-5 ハウス西麻布4F) [080-1231-1112]
時間 : 13:00 – 20:00
休廊 : 無し

出展作家 : 遠藤麻衣、オートモアイ、田中かえ、トモトシ、中島晴矢

※4月5日・6日のみ一般公開。
※当展覧会はご関係者向けの展覧会となります。

 


 

オートモアイ AUTO MOAI | https://auto-moai.tumblr.com/

2015年からモノクロでの作品の制作を開始、2018年からはカラーも多用し、匿名性の高い“存在”が画面 に佇んでいるような作風で知られる。極めて客観的でもありながら、とてもパーソナルな情景にも見えてくるその作風は、人間同士の関係性や、作品と鑑賞者の関係性など、必要な情報が削ぎ落とされているからこそ見えてくる景色と情景を提示。

 

遠藤麻衣  Mai Endo | https://linktr.ee/maiendo

1984年兵庫県生まれ、東京芸術大学美術研究科博士後期課程美術専攻修了。 映像、写真、演劇などのメディアや方法論を横断しながら、いまここにある身体が発するメッセージと、社会規範や芸術のフォームとのずれを遊戯的に重ね合わせて表現を行う美術家・俳優。

 

田中かえ Kae Tanaka | https://www.instagram.com/kaechanha25/

1995年生まれ。 2010年代前半のTumblrを主体とするインターネット・カルチャーを跨いだデジタルネイティブ世代のアーティストのひとりであり、SNSを通し数多くの反響を呼んできた。 キャラクターを主体とする田中の作品の幅は広く、様々なコンテクストが登場する。

 

トモトシ TOMOTOSIhttps://tomotosi.com/

1983年山口県生まれ。現在東京を拠点に活動。「都市空間や公共ルールに歪みを生むアクションを行い、人の動きが変容する瞬間を記録する」ことで制作をしている。アーティストとしてのこの態度は、デザイナーとして建築設計/都市計画に長年携わって辿り着いた、「建築や都市の完璧なデザインは起こりえない」という結論から育まれている(人間の、無限にある感情や振る舞いを余さず包摂し形態化することは不可能だと確信してしまったのだ)。都市はもともと不完全なものだと分かったときから、都市の使い方自体を解体し更新していくことに関心が移った。それ以来ぼくは新しい都市の使い方の開発を目論んでいる。

 

中島晴矢 Haruya Nakajimahttps://haruyanakajima.com/

1989年神奈川県生まれ。法政大学文学部日本文学科卒業、美学校修了。現代美術、文筆、ラップなど、インディペンデントとして多様な場やヒトと関わりながら領域横断的な活動を展開。美学校「現代アートの勝手口」講師を務める。