Five Galleries Art Fair in Spiral 2026 [ 7/2 (Thu) – 7/12 (Sun) ]

この度、TAV GALLERY は、東京・青山の Spiral Garden(Spiral 1F)にて開催されるアートフェア「Five Galleries Art Fair in Spiral 2026」に出展いたします。出展作家は、生成AI以後の視覚体験を問う写真家・小林健太と、イギリスを拠点に活動する写真家であり、2026年に小林健太と共作写真集の制作をおこなったタイロン・ウィリアムズの2名となります。
小林健太は、タイロン・ウィリアムズとの邂逅について、次のように供述しています。
「Tyrone Williams と共作写真集『Flowers』(Photobook Daydream, 2026)を出した。きっかけは Instagram のDM。Tyrone に「何か一緒に作りたい」とメッセージをしたら「今すぐやろう」と返ってきた。Photobook Daydream を交えて三人でやりとりを重ね、64ページのZINEになった。それぞれが自分の過去作でAIを訓練し、花のイメージを生成する。さらに二人のデータセットを混ぜた第三のAIでも制作した。どのイメージがどちらの手によるものか、本には明記していない。
その『Flowers』が The AI Art Magazine の目に留まり、第3号「SPATIAL INTELLIGENCE—synthetic horizon」のローンチイベントに選ばれた。会場はバルセロナの Load Gallery。18組が参加した終日のプログラムのなかで、俺たちのイメージがスペインの壁に映った。
DMから始まったやりとりが、写真集になり、バルセロナのスクリーンに辿り着いた。自分はいない部屋で、自分たちのイメージが誰かに見られている——それはそれで、インターネット以降の写真のあり方として悪くない。」
本フェアへの出展作品は、小林健太とタイロン・ウィリアムズの共作となる映像作品2作品および、それぞれの映像作品各1点、そして、小林健太の写真作品となります。
皆様のご来場を、一同、心よりお待ちしております。
開催概要
名称:Five Galleries Art Fair in Spiral 2026
会期:2026年7月2日(木) – 12日(日)
会場:Spiral Garden(Spiral 1F)[東京都港区南青山5-6-23]
時間:11:00 – 19:00
入場料:無料
出展作家:小林健太、タイロン・ウィリアムズ
主催:Five Galleries Art Fair in Spiral 実行委員会
会場協力:株式会社ワコールアートセンター
企画協力:スパイラル
監修:小山登美夫
オープニングレセプション:7月2日 (木) 18:00 – 19:00
出展作家プロフィール
小林健太 / Kenta Cobayashi
1992年神奈川県生まれ。2015年、東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻領域卒業。東京を拠点に活動。
幼少期からMacintosh、KID PIX、プリクラ、画像編集ソフトなどのGUI環境に親しみ、写真とデジタル編集を通じて「真を写すとは何か?」という問いを探求している。代表作《#smudge》では、Photoshopの指先ツールで自身の写真のピクセルを引き延ばし、編集行為そのものを身体的な筆致として前景化した。近年はその実践を、アクリル、CG、映像、NFT、レンチキュラー、生成AI、インスタレーションへと展開し、写真、物質、記憶、都市、インターフェースの関係を扱っている。
2025年の個展「copycat」(WAITINGROOM、東京)では、自身の過去作を生成AIに参照させ、猫や花、東京のイメージを重ねることで、AI時代における写真、アーカイブ、模倣、誤読の関係を提示した。2026年には、Tyrone Williamsとの共作写真集『Flowers』(Photobook Daydream)を刊行し、The AI Art Magazine「SPATIAL INTELLIGENCE」screening program(Load Gallery、バルセロナ)にも参加。
主な個展に「#copycat」(WAITINGROOM、東京、2025)、「EDGE」(agnès b. galerie boutique、東京、2022)、「THE PAST EXISTS」(三越コンテンポラリーギャラリー、東京、2022)、「Tokyo Débris」(WAITINGROOM、東京、2022)、「#smudge」(ANB Tokyo、東京、2021)、「Live in Fluctuations」(Little Big Man Gallery、ロサンゼルス、2020)など。主なグループ展に「AI / POST PHOTO」(NOX Gallery、東京、2025)、「HYPER_IMAGE_SCAPE」(Ulsan Art Museum、韓国、2023)、「COMING OF AGE」(Fondation Louis Vuitton、パリ、2022)、「Hello World: For the Post-Human Age」(水戸芸術館、2018)、「GIVE ME YESTERDAY」(Fondazione Prada、ミラノ、2017)など。
2019年にはMark WestonによるDunhill Spring/Summer 2020コレクションとのコラボレーション、Virgil AblohによるLouis Vuitton Men’s Fall/Winter 2019およびLouis Vuitton 2054 Collectionのキャンペーンイメージを手がけた。作品はAsian Art Museum、Daisuke Miyatsu Collection、Tokyo Before/After(国際交流基金)、Amana Collection、Takahashi Collection、Ueshima Museum Collectionなどに収蔵されている。
https://www.kentacobayashi.com/
タイロン・ウィリアムズ / Tyrone Williams
イギリスを拠点に活動する写真家であり、抽象表現と実験的手法の交差点において制作を行っている。彼の実践は、見過ごされがちな都市の細部をレイヤー化やデジタル介入を通じて再解釈し、質感、歪み、そして視覚的緊張感によって特徴づけられるイメージを生み出している。
ウィリアムズは、写真家のランキン(Rankin)の指導のもと開催された「The Great British Photography Challenge」において共同優勝を果たし、英国国内で広く注目を集めた。また、作品は The Photographersʼ Gallery をはじめとする機関で展示されており、Institute of Contemporary Arts(ICA)とも関わりを持つ。
これまでに、『Phosphorescent』(ニューヨーク)、『Car Reflections』(日本)、『Still beyond』、『Close Enough』(アメリカ)、『Aesthetix』(ロンドン) など、複数の作品シリーズを国際的に発表してきた。さらに、限定部数の写真集やエディション作品を継続的に制作・刊行し、ギャラリー主導のイベントを通じて発表するなど、実験的なイメージメイキングとアーティスト主導の出版活動に取り組み続けている。
https://www.instagram.com/tyswills/

Tyrone Williams《Flowers》2026, Video

Kenta Cobayashi + Tyrone Williams《Flowers》2026, Video

Kenta Cobayash《Entrance_Landscape》2026, Video
