田口薫 個展「ELSEWHEN」[ 10/16(Fri) – 11/14 (Sat) ]
この度、TAV GALLERYでは初の出展となる現代美術家の田口薫による個展を開催する。田口は祖父母の代からカトリックの家系に生まれ落ち、自身も幼い頃に洗礼を受けたカトリック信徒である。木製パネルに描かれたキリスト教の祭壇画をモチーフにした作品には、「受胎告知」や「聖顔布」、「アンドロギュノスの神話」など西洋起源の歴史的図像が展開されていると同時にそれらは、彫刻刀によってパースや空間が削られている。絵画と版画の中間のような手つきとも言うべきか、簡単な形容はできない数多くの平面作品を制作している。 今回の個展で田口が扱うのは、15世紀に遠近法を広めるために考案されたとされる玩具「Peep Show(ピープ・ショー)」を題材にした、新作の作品群が並ぶ。透視図法をいじっくった目線の錯乱に望むそうだ。 Peep Show(ピープショー)は、古代から知られる光学現象や、15世紀ルネサンス期に発展した遠近法を背景に成立した「覗き見る」ための視覚装置である。17世紀のオラン
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