熊倉涼子 x 岡田舜「S(ch)ein」[ 2/10 (Fri) – 2/26 (Sun) ]
この度、TAV GALLERY では、熊倉涼子と岡田舜による二人展「S(ch)ein」を 2月10日(金)~ 26日(日)の期間で開催します。本展覧会では、二人の画家の作品を通して、イメージというもののありかたを「描く」ことと「残す」ことの関係から再考することを試みます。 熊倉涼子は、天文学や占星術、錬金術などの科学史的なテーマや、宗教や神話に登場するモチーフを題材に、だまし絵や画中画の方法で絵画を制作しています。現存しない、あるいは架空の対象を描いた過去のイメージを、現代的な世界観と同列に並置したり、描かれた対象だけでなく、ドローイングやペインティングといった、対象を描く技法をも対象化したりすることで、人類の歴史において生み出されてきた様々な表象が相対化されます。それは、イメージというものが、うつろいやすく一時的なものにすぎない一方で、絵という物質のかたちで残るという前提に立っていると言えます。 岡田舜は、レトロゲームのバグ画面を再現した絵画を制作しています
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