RESTART [ 4/15 (fri) – 4/30 (sat) ]


 

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皆さま、日頃よりお世話になっております。昨年6月末に株式会社佐藤商店が所有する佐藤ビルから離れ、有志と共に一般社団法人TAVを設立し、正式に独立をいたしました。約9ヶ月の準備期間を経て、2022年5月より、東京都港区西麻布で「TAV GALLERY」をリスタートいたします。当テナントはカナカワニシアートオフィス合同会社が2019年から運営していた「Gallery Water」を居抜きで借用するものです。また当テナントが入居する「ハウス西麻布」は青山霊園の傍に立つ築53年のビルであり、5Fには「Kana Kawanishi Photograpy」、2Fには1996年から続くバー「Bar After The Sunset」、1Fにはシーシャバー「NORTH VILLAGE DROPOUT」が入居しています。華やかな港区のイメージとはかけ離れた、香港の重慶大厦を彷彿とさせる退廃的な佇まいに見惚れ、即座に入居を決定いたしました。

従来の TAV GALLERY は「マイノリティな活動にフォーカスを当てる」というコンセプトに基づき、多数のインディペンデントキュレーターと共に多角的な展覧会を実施してきましたが、COVID-19 の到来やロシア軍によるウクライナ侵攻などの問題によって起こされたスタグフレーションの時代において、かつてのようにオルタナティブな運動を持続するのが非常に厳しい状況にあります。そこで、新たな TAV GALLERY は、過去2014-2021年のあいだに、共に展示を行ったことのあるアーティストたちの中期、長期的なマネジメントを行い、優れた表現者が活動を持続できるよう保守面を強化いたします。TAV GALLRY はアート業界のインフラストラクチャーを目指し、公共性の実現を理念に活動を続けます。

本展覧会“RESTART”では、私が信奉する5人の美術作家たちによるコレクションピースを一挙にご紹介させていただく予定です。お客様一人ひとりとゆっくり時間を過ごさせていただきたいがために、感染予防対策を兼ねて、本展覧会のお知らせは限られた方々にのみ送らせていただいております(ただし、このお知らせをご友人の方と共有していただくことは構いません)。大変なご時世ではありますが、共に優れた芸術を保護できるよう皆さまと情報を交換し合い、共闘の可能性を探る一つの機会とさせていただければと思っております。今後ともなにとぞ、TAV GALLERYを宜しくお願いいたします。

 

 

佐藤栄祐

 

開催概要

 

名称 : RESTART “ 8th Anniversary Opening Reception”
会期 : 2022年4月15日(金) – 4月30日(土)
会場 : TAV GALLERY (東京都港区西麻布2-7-5 ハウス西麻布4F) [080-1231-1112]
時間 : 13:00 – 20:00
休廊 : 日曜、月曜
出展作家 : オートモアイ、小林健太、笹岡由梨子、馬嘉豪、町田太一

企画 : 佐藤栄祐

協力 : PHD group

ビジュアル : Yoshihide Namasu, catta

レセプションパーティ : 2022年4月16日(土) 18:00-21:00

主催:一般社団法人TAV

※当展覧会は関係者向けの展覧会となります。

 

出展作家

 

オートモアイ AUTO MOAIhttps://auto-moai.tumblr.com/

2015年からモノクロでの作品の制作を開始、2018年からはカラーも多用し、匿名性の高い“存在”が画面 に佇んでいるような作風で知られる。極めて客観的でもありながら、とてもパーソナルな情景にも見えてくるその作風は、人間同士の関係性や、作品と鑑賞者の関係性など、必要な情報が削ぎ落とされているからこそ見えてくる景色と情景を提示。

 

小林健太 Kenta Cobayashihttps://kentacobayashi.com/

1992年神奈川県生まれ。東京と湘南を拠点に活動。
主な個展に「Live in Fluctuations」Little Big Man Gallery(ロサンゼルス、2020年)、「The Magician’s Nephew」rin art association(高崎、2019年)、「自動車昆虫論/美とはなにか」G/P gallery(東京、2017年)、主なグループ展に「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」水戸芸術館(水戸、2018)「GIVE ME YESTERDAY」フォンダツィオーネ・プラダ・ミラノ(イタリア、2016年)など。2019年には、マーク・ウェストン率いるダンヒル、2020年春夏コレクションとのコラボレーション、またヴァージル・アブロー率いるルイ・ヴィトン、メンズ秋冬コレクション2019のキャンペーンイメージを手がける。主なコレクションに、サンフランシスコアジア美術館(アメリカ)などがある。2016年に写真集『Everything_1』、2020年に『Everything_2』がNewfaveより発行。

 

笹岡由梨子 Yuriko Sasaoka | https://www.phdgroup.art/artists/sasaoka-yuriko

大阪府出身。映像の中にある絵画との接点を探るべく、絵画における手の痕跡や筆致と近似した高性能なCG映像にはない異物感や違和感を引き出し独自のストーリーを紡ぐ。そして、緻密な構成や物語とともに、どこか懐かしい、けれど誰も見たことのない独特の世界観をリアルに感じさせる。また、2017年に参加した北マケドニア共和国でのアーティスト・イン・レジデンスで人の温かさ、心の豊かさにカルチャーショックを覚え、以降はアジアに最も近いヨーロッパ世界のリアルな人々、暮らし、歴史に関心を深め、中央・東欧諸国のリサーチや発表を重ねている。 現在、京都市のシェア・スタジオ”Vostok”を拠点に活動。

 

馬嘉豪  Ma Jiahao | https://hagamag.com/uncategory/8261

1996年中華人民共和国西安出身。埼玉を拠点に活動。兵馬俑(へいばよう)を彷彿とさせる建築模型用の人体フィギアを圧縮させた彫刻作品を数多く発表。社会主義制度の問題を問う現代美術家の馬嘉豪(マ・ジャホウ)は異邦人として日本国のあり方を俯瞰的に読み解き、社会に生きる人々の共存の可能性を問い続ける。主な個展に「霾(PM2.5)」TAV GALLERY(東京)「Involution society」ARTDYNE GALLERY (東京)など。

 

町田太一 Taichi Machida | https://taichimachida.com/

1992年生まれ、群馬県伊勢崎市出身。2017年に東北芸術工科大学美術科洋画コース卒。幼い頃の触覚的な記憶、ゲームや映画のシーンに触発された非日常的なイメージを取り入れ、逸脱した個人の理想的な循環・生活方法を様々なメディウムを用いて描き出す。主な展示に「Normal Mutant Daily」(TAV GALLERY、東京)「ATK/0 DEF/10000」(mcg21xoxo、千葉)など。

 


Installation View