小林健太 個展「エイリアンと出逢ってしまった」[ coming soon ]


 

 

アーティスト・小林健太による個展「エイリアンと出逢ってしまった」を7月2日 (金) – 7月25日  (日) まで開催いたします。TAV GALLERYは、2014年に小林が企画した「ピクチャーパーティ2」展を柿落として開廊し、以降7年を経て、互いに異なる領域で成長を積んだいま、小林とTAV GALLERYの原点回帰として、共に展覧会を開催いたします。

小林健太の近年の代表的な個展に、「Live in Fluctuations」Little Big Man Gallery(ロサンゼルス、2020年)、「The Magician’s Nephew」rin art association(高崎、2019年)、主なグループ展に「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」水戸芸術館(水戸、2018年)「GIVE ME YESTERDAY」フォンダツィオーネ・プラダ・ミラノ・オッサヴァトリオ(イタリア、2016年)があります。

デジタルネイティブ第一世代の写真家として、アナログとデジタルの融合をコンセプトに数多くの作品と業績を残す一方、2017年に発表された「自動車昆虫論 /美とは何か? (G/P GALLERY 2017年) 」では、アスファルトを支配する自動車たちを昆虫の群知能に擬え、人間以外の集合無意識(知性)による支配的構造に言及するなどといった理論的な社会批評を展開いたしました。分断化が進む近代において、人間が群れとしての感覚的な関係性を損失する中、小林健太は「エイリアンとの出逢い」によって身体の価値を再認識させられ、上記の考察を表現するに至ったと語ります。

中国火星探査機「祝融 (しゅくゆう) 」が火星に降り立たち、オランダ発祥のMARS ONE (2012年) が現実味を帯びた「火星的な未来」が実現化されつつある現在において、小林健太は反戦の文脈を持つピカソによる「ゲルニカ (1973年) を題材に、自己完結的な世界観を問いただす自画像を制作いたします。原点回帰を試みたアーティスト・小林健太によるデビュー以降、初となる絵画作品が出展される企画展「エイリアンと出逢ってしまった」にぜひ、ご期待ください。

 

佐藤栄祐

 



開催概要


名称 : 小林健太 個展「エイリアンと出逢ってしまった」
会期 : coming soon
会場 : TAV GALLERY (東京都杉並区阿佐谷北1-31-2) [03-3330-6881]
時間 : 13:00 – 20:00
休廊 : 水曜、 木曜

企画 : 佐藤栄祐

 



作家プロフィール


小林健太 Kenta Cobayashi

1992年神奈川県生まれ。東京と湘南を拠点に活動。

主な個展に「Live in Fluctuations」Little Big Man Gallery(ロサンゼルス、2020年)、「The Magician’s Nephew」rin art association(高崎、2019年)、「自動車昆虫論/美とはなにか」G/P gallery(東京、2017年)、主なグループ展に「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」水戸芸術館(水戸、2018)「GIVE ME YESTERDAY」フォンダツィオーネ・プラダ・ミラノ(イタリア、2016年)など。2019年には、マーク・ウェストン率いるダンヒル、2020年春夏コレクションとのコラボレーション、またヴァージル・アブロー率いるルイ・ヴィトン、メンズ秋冬コレクション2019のキャンペーンイメージを手がける。主なコレクションに、サンフランシスコアジア美術館(アメリカ)などがある。2016年に写真集『Everything_1』、2020年に『Everything_2』がNewfaveより発行。

 

Biography

Born in 1992, Kanagawa, Japan. Based in Tokyo and Shonan.

He has had a solo exhibition “Live in Fluctuations” Little Big Man Gallery (Los Angeles, 2020); “The Magician’s Nephew” rin art association (Takasaki, 2019); “Insectautomobilogy / What is an aesthetic?” G/P gallery (Tokyo, 2017); and his works have been featured in major group exhibitions such as “Hello World―For the Post-Human Age” ART TOWER MITO (Mito, 2018) “GIVE ME YESTERDAY” Fondazione Prada (Milan, 2016); He collaborated with Dunhill Spring / Summer collection 2020 led by Mark Weston, and worked on the campaign image for Louis Vuitton Men’s Fall / Winter Collection 2019 led by Virgil Abloh. His works have been added to a collection at major institutions like Asian Art Museum, San Francisco. His photo book ‘Everything_1’ (2016) and ‘Everything_2’ (2020) was published by Newfave.

Website: kentacobayashi.com

 


 

12年ぶりに絵を描いている。

7年ぶりにTAVで、展示しないかと誘われたから。

24年後の未来をレイ・カーツワイルが予測する。

2万年前のクロマニョン人による壁画には、グリッドが描かれている。

29年前に生まれた僕は、デジタルネイティブのアーティストだが、

100年後の君にはそんなこと、どうだっていいだろう。

60年前にジョン・F・ケネディがアポロ計画を発表し、

8年後には月の大地に地球人が降りたった。

150年前の日本のことなど、知る由もなかった。

2000年後に遺るものなど、想像もしなかった。

4年前の僕は無知で怯えていた。

あの日僕はエイリアンと出逢ってしまった。

そして表現すべきものを知ってしまった。

 

小林健太

 



Art Works

 

Exhibition scenery : Kenta Cobayashi ‘自動車昆虫論/美とはなにか’ Solo Exhibition at G/P GALLERY, Tokyo, Japan, 2017 / Photography by MURATA Fuyumi──2nd